令和6年度
岡崎商工会議所青年部
卒業生インタビュー
株式会社 東海愛知新聞社
専務取締役
竹中 昌弘君
私の社業の目的は、究極的には地域を良くすることです。ただし、その為には様々な段階があり、まず初めに地域を好きになってもらう必要があります。さらに、その為には、地域の出来事・歴史・行政・政治などに関心を持っていただかなければいけません。愛の反対は無関心と言いますが、まさにその通りだと思います。また、IT革命以降、情報過多な時代になりましたが、その為にフェイクニュース等情報に踊らされる場面が多くなっています。人々が、何かに得体の知れないモノに選択させられるのではなく、自分の意志で選択できるような環境を提供したいと考えております。
青年部に入会したのは、会社の命令で、世間に揉まれて成長してこいという社長からの期待もありました。当時、44歳での入会で、先にJCで成長する同僚を見て、自分も何かに挑戦したいという気持ちが強まりました。私自身の意思でもあり、機会をいただいて青年部に入会しました。
沢山の楽しい事や大変だった思い出がありますが、やはり、入会時に、鈴木志信さんの委員会に配属され、何かと声を掛けていただいたことがとても印象に残っています。委員会メンバーにも恵まれ、自信を持って活動に取り組むことができるようになりました。YEGでは特に最初の委員長・委員会が大切だと思います。また、委員長時代、ある担当事業の際に先輩から「委員長が動き過ぎです。委員会メンバーの学びを増やすように役割を考えるのが、リーダーの役割ですよ」と、ご指導いただきました。他の方からも「YEGの事業は、こなすものではない」との意見もいただきました。早い段階で、色々と教えていただいたおかげで、充実したYEG活動ができたのだと感謝しています。
休日は家族サービスに時間を使い、家族との大切な時間を過ごすように心がけていますが、結局、家でゴロゴロしています。基本、本を読むのが好きなので、最近の趣味は、読んだ本の中で、コレ読んで貰いたい、と思う人にその本を薦めています。今後は、YouTube動画を薦めてみようかな?
青年部は「交流の場」です。交流を通じて人間形成を学び、会社では得られない貴重な経験を得ることができます。人との関わりによって、自分の弱点や強みを知り、成長する場です。自分一人では何もできないことを実感し、チームでの協力がいかに大切かを学べる場でもあります。
取材担当 令和6年度地域振興委員会