令和4年度
岡崎商工会議所青年部
卒業生インタビュー
土屋商店有限会社
代表取締役社長
土屋 宏之君
「次の世代へ必ず会社を残すこと」を最大の目標ととらえ、日々お客様第一を心掛けお仕事をされる土屋君。25歳で家業である土屋商店(有)に入社し、その3年後創業者である父の急逝に伴い会社を引継ぐことに。3年という短い期間では先代の仕事を全て覚えられるわけもなく、ほぼ0からのスタートだったそうです。現在はガス工事・リフォーム工事だけではなく新たにパン屋さん、不動産賃貸業と事業を拡大されていらっしゃいます。「新規事業を立ち上げたからこそ先代から引継いだものが沢山あることを本当にありがたく思います」とおっしゃられる姿がとても印象的でした。
平成12年、小学校からの同級生の清水裕司君に誘われ、何でも誘われると断れない性格の土屋君はそのまま入会を決められたとのこと。ちなみに今年の卒業生の小林昌樹君、松岡聡一君も同級生だそうです。入会した当初は先代が亡くなられた1年後だったこともあり、仕事が忙しく正月しか休めないような生活で、なかなか⻘年部活動に参加できなかったそうです。それでもたまに出席すると、メンバーは皆快く受け入れてくれて、その雰囲気がとてもよかったと話してくださいました。
平成21年度に広報委員会委員⻑を務められたことは今でもいい思い出とのことです。副委員⻑はもちろん清水裕司君!ジュニアエコノミーカレッジの表彰式担当で夜な夜な集まり記念品を決めていたそうです。仕事柄夜にお客様から緊急の呼び出しがあることもあり、あまりお酒は飲まないとのことですが、当時は先輩方と一緒に夜中まで遊ぶことも多かったとのこと。今でも当時のメンバーとは本当にいいお付き合いをしていらっしゃるそうです。
趣味をつくるなら、仕事を趣味にしたい!ときっぱり。会社が休みで何もなくても、会社へ行ってしまうほどの仕事人間だそうです。ゴルフはやってみたいとのことです。「誘われたら断れない性格です。皆様是非誘ってくださいね」と笑顔でおっしゃっていました。どんな話をしても最後には「屋号を次へ繋ぐことが僕の仕事です」と次代への想いを熱く語ってくださいました。
⻘年部に名前・屋号を置くことでいろんな繋がりができ、そしてその繋がりが形になる場所だと思います。もし今後子どもが会社を継ぐようなことがあれば⻘年部には是非入会して欲しいと思います。
取材担当 令和4年度広報委員会