三河商人道

岡崎YEG

令和4年度

岡崎商工会議所青年部

卒業生インタビュー

株式会社 花市電子顕微鏡技術研究所

代表取締役

花市 佳明

【会社・仕事への思い】

 お父様が創立され、親孝行の気持ち一つで入社を決め、今年で創業24年。大学・製薬会社・化学会社などから依頼を受け、電子顕微鏡で目に見えない物を可視化するのが主な業務だそうです。社員3名から今でこそ 22名の会社に成長しましたが、当初は営業も経理もこなしていたそうです。 技術職を学ぶことを迷った時期もあったそうですが、マネジメントに専念することを決断。 会社の規模を大きくしつつ、人が辞めない労働環境づくりを大切にされているそうです。現在は他業種にも進出され、訪問マッサージ、電力会社、理科教室、飲食店と幅広くご活躍されていますが、いずれは海外に関わるお仕事もしたいと語ってくださいました。

三河商人道PART PART247
青年部に入会されたきっかけ

 岡崎で創業したものの、名古屋出身・在住の花市君には岡崎に何のつながりもなく、お父様と岡崎商工会議所に行ってみたそうです。お父様が部会に参加されるようになり、息子さんを青年部に入れたらどうかとアドバイスを受けたのがきっかけで、飲み友達でもできたらいいなと思い入会を決めたそうです。唯一の同月入会の早瀬好美先輩とは特に親しくしていて、早瀬先輩に会いたくて活動されていたそうです。当時は委員会も居酒屋でやるような時代で、他にも馬場好雄先輩にもよくかわいがっていただいたと、懐かしそうに語っている姿がとても印象的でした。

思い出に残る青年部活動

 入会して23年になるので、いろいろありすぎて甲乙つけがたいとまずおっしゃっていましたが、1番大きく今の自分に影響したのは、平成20年度に愛知県連に出向していた時に、大きな自動車事故で九死に一生を得た経験だそうです。たくさんの人に迷惑をかけたこと、死んでもおかしくなかったこの事故で自分は生かされたのだと感じ、その事故をきっかけに、より世の為人の為に生きたいと思ったそうです。自分が一生懸命動いている時に隣で遊んでいる先輩がいたこともありましたが、活動をやめるのではなく、反面教師にしようと誓ったそうです。

趣味・休日の過ごし方等

 直近だと、恐竜にはまっている娘さんと恐竜博物館に行き、化石を掘ってきたそうですが、手が疲れすぎてゴルフに支障がでないか心配になったとか(笑)週末は家族が起きる前にお一人でサウナに行き、汗を流すのがお好きだそうです。1年に1度はYEGの活動もからめて、家族で旅行へ行ったりもしているそうですが、お子様の手が離れたら、奥様と二人でゴルフに行きたいなぁとおっしゃっていました。他にもサッカー、バスケなど多趣味な一面を見せていただきました。

青年部とは…

「 人生に欠かせない存在 」

青年部とは…

「 人生に欠かせない存在 」

 仕事の一部として活動してきたので、当たり前の存在。卒業は寂しくもあり、すっきりする部分もあるが、YEGをなくして人生を語ることはできないほど、YEGのつながりが仕事にもプライベートにもすごく繋がっている。最後の1年で登竜門塾長をすることで、自分が伝えてもらったことを新しく入ってくる人にも伝えたい、そして継承していって欲しい。せっかく入会したからには、社業発展のために皆が積極的にYEG活動をし、事業の成長に役立てて欲しい。そしてそこには必ず相乗効果が生まれます!

取材担当 令和4年度広報委員会