令和4年度
岡崎商工会議所青年部
卒業生インタビュー
株式会社シミズ
代表取締役
清水 裕司君
昭和56年にお父様が創業され今年で41年目。数々の名入れ商品を取り扱っておられます。もともとは扇子やうちわを販売していましたが、今はカレンダーがメインだそうです。印刷会社とは異なり、カレンダーメインでやられている会社は全国でも少ないとのこと。最近ではお客様とのコミュニケーションを特に大事にしているそうで、「うちの商品は直接お客様の売上アップに繋がるわけではない。だからこそお客様に寄り添って、お客様の業種やニーズに合った商品を提供できるようにしたい」と話す清水君が印象的でした。
平成9年、25歳のときに中学の同級生だった小林昌樹君に「すごく面白い会があるから入らないか?」と誘われて入会されました。入会した当時はまだ仕事を始めて2~3年目だったことに加え、お母様が亡くなられたり、ご結婚されたりで、とにかくバタバタだったそうです。「後半は少し幽霊会員気味になってしまったが、前半は頑張っていたんだよ」と清水君。人生の約半分、26年間の青年部活動のなかで、委員⾧、副委員⾧をはじめ、数々の役職を担われました。
一番印象深いのは2年目、いきなり青経連に出向したときのこと。青経連事業のなかで「モジモジくん」のコスプレをして青年部をPRしていた際に奥様が産気づかれ、そのまま病院へ直行し出産に立ち会ったそうです。「この時のことは今でもすごく覚えている」とおっしゃっていました。近年では令和元年度の澤田修一委員⾧のとき、岡田隆治先輩に台湾高雄交流事業に半ば強引に連れていかれて(笑)「初めての台湾だったけど、本当に楽しくて。行って良かった」とのことでした。
コロナ前はスーパー銭湯やマッサージで自分メンテをされていましたが、最近はもっぱら家でお酒を飲まれることが多いそうです。高校の同級生と定期的に麻雀をやられるとのことで、「いまは麻雀の自動卓を買うために、みんなで貯金している(笑)」とおっしゃっていました。
社会に出てから間もない25歳のときに入会し、本当に色々なことを先輩方から教わりました。たくさん怒られましたし、たくさん勉強もしたし、たくさん友達もできました。後半少し登校拒否気味になってしまい後輩にあまり教えることができなかったのは心残りですが、青年部は得るものがいっぱいあるので、ぜひ積極的に参加して欲しいと思います。
取材担当 令和4年度広報委員会