三河商人道

岡崎YEG

令和4年度

岡崎商工会議所青年部

卒業生インタビュー

小野玉川堂

小野 悟

【会社・仕事への思い】

 大正11年創業、今年で100年目を迎える4代目の和菓子職人の小野悟君は薪で焚く餡に情熱を注ぎ、機械化全盛期の時代に手作りにこだわられています。そのこだわりの餡は、優しい甘さが特徴。また、地産地消や様々な生産者とのコラボにも積極的に取り組まれ、その中でも最近は和菓子を身近に感じてもらいたいという思いから【antabe】というブランドを通じ、「小さい頃から餡を食べて欲しい」と注力されていらっしゃいます。和菓子を通じて、SDGsや教育等、社会貢献をしていきたいと今日も薪で餡をつくられています。

三河商人道PART PART242
青年部に入会されたきっかけ

 平成28年9月に行われた関YEGの例会にて、岡崎商工会議所推薦の岡崎市ビジネスサポートセンターの成功事例の発表、活用方法の紹介について、講師として参加された事が大きなきっかけとなり、YEGという団体に興味を持たれたとのこと。その際、関メンバーと交流し、「YEGはすごい団体だ」と強く感じられたそうです。その後、他団体の活動でもご一緒していた楠名君、戸松君、神尾君から「職人だって大丈夫。YEGは絶対に入った方が良い!今しかないよ」という言葉に後押しされ、入会を決意されました。

思い出に残る青年部活動

 活動中の3年間は常にコロナが隣り合わせで…と語る口調の中、入会当初のオリエンテーション委員会は思い出深く残っているそうです。横のつながりが増えたと感じられ、その繋がりから親同士が知り合いだったり、子供同士が繋がっていたり、と青年部に入ってから縦、横の繋がりが広がっていかれたそうです。また、令和3年度あきんど塾で講師に志願され、自身の仕事内容や仕事についたきっかけ、やりがいなどを高校生たちに伝える活動や、コロナ対策でのZOOM例会でのアテンドの経験も貴重だったと語ってくださいました。

趣味・休日の過ごし方等

 毎週火曜日の定休日には、高校で和菓子の講師をされ、その後奥様とお買い物にいくのがお決まりの過ごし方だそうです。時間が取れるようになったら、昔やっていたギターをまた弾くことを思い描いているとのこと。他にもパソコンを1から作ったりするのも好きで部品を買ってきて組み立てるなど、手先の器用さを感じる一面を見せていただきました。

青年部とは…

「刺激を受ける場」

青年部とは…

「刺激を受ける場」

 いろんな方が所属している青年部。どの方も日々努力をされている姿がすごく印象的でした。経営者としてとても大きな規模のお話をされる方もいたり、元々知っている職人仲間だったり、本当にたくさんの刺激を受けました。自分も頑張らなきゃと感じさせられる場面が多く、それが今の自分に繋がっています。今後も教育関係、SDGsに取り組み、そして努力していきたいと思います!

取材担当 令和4年度広報委員会