令和3年度
岡崎商工会議所青年部
卒業生インタビュー
東海光学株式会社
取締役
平岩 大史君
目指すは創業100周年、100年企業の仲間入り。将来の姿を描いて成長し続けている東海光学をみてみたいとのことです。そのために、自身が先頭に立って引っ張っていくことと後輩育成を役割と感じられております。平岩さん自身も東海光学・先輩に育てていただいたことから後輩育成が使命と考えられております。入社以来、モノづくりに携わり28年が過ぎ、20代では入社して間もなく創業者の方と仕事をし技術開発業務に携わり、30代では関連会社の東海光学では初の海外工場での商品の立ち上げに参加でき、40代では生産部の責任者として工場全般を任され、50代となった現在は取締役に就任するというような経緯になっています。
古澤社長より指名されて入会することになったそうです。前任の岩瀬さんが9年在籍し、その後を受けて入会されました。入会の目的は以下のようにおっしゃっていました。1.経営者の方が多く在籍しているから経営者思考・経営者視点を学ぶ2.地元企業の団体との人脈を構築する3.話をすることが下手だから話し方や人前で話すことを勉強する
印象に残っていること心に響いていることで、ある委員会内での一言を挙げられておりました。7 年間の青年部活動ですが、はじめは右も左も分からず腰掛2年、中抜け3年、ちょっとだけ参加できた2 年だそうです。この2 年参加できるようになられたのは、会社の業績が上向いてきたことが大きいとのこと。また、ある委員会活動の中での出来事で、当時の委員長が一人で抱えて悩んでいることがあり、ある委員会メンバーが「委員長が一番大変なのだから、一人で悩まないで何でも言ってよ。僕ら何でもやるから」という言葉を掛けられていたそうで、この言葉は平岩さんの中で大きく残っていたそうです。これがきっかけで、委員会活動にもう少し参加してみようかなという気持ちの変化があり参加意欲が向上したそうです。
今は中座しているようですが、奥様と47都道府県に足を運び、神社巡りをしたいそうです。 今はお子様が小さいので家族サービスや、兼業農家なので主に草刈りをされています。
ご自身の好きな言葉は、「ご縁」。全ての始まりが出会いだと感じられています。ご自身が口下手で人付き合いが得意ではないとのことで、尚更この言葉が好きなようです。当時は、「青年部」という団体を知らなかったそうで、社長から声を掛けて頂けなければ、「青年部」の存在すら知らずに一生を終えていたとお話されていました。ご縁あって青年部に入会して、メンバーとも出会うことができ、 また、委員会活動を通じてスタッフの方の一生懸命な姿、積極的に関わっている方の建設的な意見が、ご自身にとって新たな気付きであり、学びの場となっているそうです。
取材担当 令和3年度広報委員会