令和6年度
岡崎商工会議所青年部
卒業生インタビュー
株式会社レトル
代表取締役
冨田 圭衣子君
私は25 年前にこの会社を⽴ち上げました。ReToRu(レトル)というお店の名前も、息⼦のレン、娘のルノから決めました。最初は仕事ではなく、我が⼦へ服を作っていた事が始まりでした。それがママ友たちに広がっていき、服を作る仕事へと変化していきました。シングルマザーの⾃分でも買える値段設定にしていたため、すごく忙しいのに、全然⼿元にお⾦は残りませんでした。それでも「全国にReToRu をひろげたい!」という想いで、今まで必死で仕事をしてきました。今でも3 時間位かけて採⼨したり、どんな時にこの服を利⽤したいのかを聞いてから、その想いを込めて服を作るようにしています。⼤切なのは、皆様の夢を叶えるための服をお届けする事です。
仕事で⼼が苦しくなってしまい、前向きになれなかった時期がありました。その時に、お客さんからスーツを作ってほしいと⾔われました。スーツを作るなら、外で働くパパの気持ちを知らないといけないと思っ たのがYEGに⼊会するきっかけでした。その後、タイミングよく加藤雄⼀郎さんや仰⽊⾹りさんに出会い、御⽤鮨で話をして⼊会になりました。
⼊会して3年位はお店が岡崎にあった事もあり、頑張って出席していました。中でも富⼭県のブロック⼤会に下⾒に⾏った時に、たくさんのメンバーがいて、こんなに多くの⼈と仲良くなれるコミュニティがある 事に衝撃を受けました。その後に岡崎のブロック⼤会に参加したので、苦労と達成感で⽬がウルウルしてしまったのを今でも覚えています。
休⽇はあんまりないかも…。でもゴルフが好きなので、時間があればゴルフをしているかな。でも今はやりたい事が多すぎて、あまりゆっくり過ごす事はないですね。全国にReToRuをひろげる夢を叶えるために、毎⽇頑張っているので!
YEGは社業を伸ばすために来ているのに、友達関係で終わってしまうのはもったいない。それぞれが⾃分と向き合う。そして仲間と向き合う。その先に地元に対して何ができるかを語り合えると、きっと素敵な⼈⽣になるし、社業も発展すると思う。
取材担当 令和6 年度総務委員会