令和7年度
岡崎商工会議所青年部
卒業生インタビュー
有限会社MAKOKEN
代表取締役
丹山命君
中学2年生からこの道に入り、若くして家庭を築かれました。かつては大手からの受注で華やかな時期も経験しましたが、現在は地元のリフォームや解体工事を中心に活躍されています。お客様からの依頼は途切れることがなく、「民間の依頼の方が楽しい。お客様の『困った』を直接解決できるのが一番のやりがい」とお話いただきました。地域住民からの厚い信頼は、長年の真摯な仕事ぶりとお客様一人ひとりの声に耳を傾ける姿勢から築かれたものだと取材をする中で感じました。 建設業と並行して格闘技ジムも経営され、プロを目指す選手からダイエットを目的とする女性まで多様なニーズに応えられています。特に大切にされているのは「子どもたちには『言いたいことを言える』教育をする」という信念だそうです。建設業で培った強い信念と情熱は、格闘技ジムの運営にも活かされており、生徒たちは心身ともに成長できる環境で、自分らしくいられることの大切さを学ばれています。
学校・中学校の同級生である楠名康弘くん戸松政洋くんが入会され、誘われたことをきっかけに入会をされました。入会してからは同年代の仲間たちと切磋琢磨しながら、社業やプライベートを充実させてきたそうです。
子ども向けの職業体験イベント「ジュニアエコノミーカレッジ」などの活動に携わる中で、自身の価値観が大きく変わっていったと当時の思い出を振り返られていました。
趣味は格闘技。現役選手として42才までリングに立たれていました。今はジムの生徒を教える指導者として日々格闘技に撃ち込まれています。 休みは月に数回しかなく多忙の中でも、子どもや孫と一緒に出かけて過ごすのが一番楽しいそうです。
「自分の会社だけにいたら見えない社会の常識、人との関わり、色々なことを学ばせてもらった」と振り返られていました。 「言うべきことを、きちんと言う」。これは「誰も言わなくなったから世の中が悪くなる」という信念からだそうです。 最後に、「若いうちにしかできないことを、全力でやってほしい」と、我々現役メンバーへの熱いエールをいただきました。
取材担当 令和7年度総務委員会