令和4年度
岡崎商工会議所青年部
卒業生インタビュー
有限会社オギノアートデザイン
専務取締役
荻野 恵二君
看板の企画デザインから設計、製造、施工までトータルで行っておられます。お父様が創業されて今年で50年、現在はお兄様と2人で会社を盛り上げていらっしゃいます。もともとは純粋な看板屋だったそうですが、荻野君の印刷会社、広告代理店という前職を活かして、企画デザインも行うようになったとのこと。「近年は仕事以外のコミュニケーションを大事にしている」そうで、仕事で培った様々な知識を用い、売上に直接関係のない相談事にも真摯に答えることで、それが信用に変わり、仕事を任せてもらえるようになった、との話が印象的でした。
平成12年に入会し、なんと今年で青年部活動23年目になる荻野君。ちょうど家業に戻られたときに、人脈をもっと広げたいと考えていたところ、岡崎商工会議所青年部の存在を知り、入会されたそうです。YEG歴は⾧いですが、「なかなか仕事や他の団体活動が忙しく、青年部活動に参加できずに申し訳ない」とおっしゃっていました。でも、「例会を一生懸命設営したことや、サッカーの同好会に参加していたことはすごく覚えている」とのことでした。
マメに参加していたのがかなり前ということで、なかなか思い出せずに悩んでおられましたが・・・「やっぱりサッカーですね」と荻野君。中学高校とサッカー部だったこともあり、須藤剛先輩や渡辺英二先輩に誘われ、サッカーの同好会に入られました。県外に行った記憶もある、とのことなのでサッカーの全国大会などにも参加されていたのだと思います。「お腹が出たこともあるが、想像以上に体が動かずビックリした(笑)」とおっしゃっていました。
映画やアニメが好きという荻野君。以前は映画館にも行っていましたが、今はサブスクを利用して家で観ているそうです。登場人物が多くて複雑なものよりは、単純で分かりやすいSFやアクションが好きとのこと。出てくる建物やデザインが仕事のインスピレーションにつながることもあるそうです。
青年部のような団体に入らず、普通に仕事をしているだけでは、出会える人の範囲は限られてしまうと思います。青年部は自分が普通に生きている環境では出会えない、別の環境の人たちと出会える場だと思います。それによって新しい知識を得たり、モチベーションが上がったりする素晴らしい場所だと思います。
取材担当 令和4年度広報委員会