令和3年度
岡崎商工会議所青年部
卒業生インタビュー
JST建築設計室
代表
鈴木 友則君
名古屋の建築事務所を8年務めた後、独立への夢を果たすべく地元の岡崎に戻り平成15年に開業することになったそうです。ご自身の人望もあり、多くの人に支えられ設立19年を迎えられております。 建築設計は趣味の延長のような大好きな仕事だそうで朝まで図面を描くこともあるようです。依頼される建物は物流倉庫やオフィスビルのような店舗や木造の注文住宅が主ですが、大地震での建物の倒壊を防ぐため耐震改修にも力をいれられており、岡崎市から直接耐震相談会を請け負われています。また最近はこれまで培ってきた経験を活かし設計コンペにも挑戦されています。
同級生でありYEGメンバーの名節さんからサッカー部へのお誘いがあり、久しぶりに汗を流したいと思い練習に参加されたそうです。 練習後、「自営業を続けるなら青年部に入ると楽しいことがたくさんある」と言われそのまま入会されたそうです。当時は深く考えずに入会されましたが誘っていただき感謝しているそうです。
初回のジュニエコでドリームセミナーのリーダーになり当時は何もわからず手探り状態で、先輩にいろいろ教えてもらいながら苦労されたそうです。一人ではなにも出来ない、人に頼ることの大切さを学ばれました。その後、総会で司会をされたり、忘年会の企画を考えられたり、東海ブロック岡崎大会で式典の準備など普段できない様な経験をすることが出来たそうです。 また、「人は人によって磨かれる」や「頼まれごとは試されごと」など青年部で知り得た名言は最高の宝物とおっしゃっていました。
健康のために4 年前からベートーベン作曲の第九の合唱に参加されているそうです。年末になると市民会館で演奏会を行ったり、また、PTAコーラスにも参加して活躍の場を広げられています。 また最近は家庭菜園を始められました。ご自身で育てた野菜を仕事の取引先や仲の良いご友人、知人に分け与える喜びを知ってしまい、年々家庭菜園を拡張中だそうです。昨年は我々委員会メンバーにも自家製安納芋をご馳走して頂きました。とても甘くて美味しかったです!
「青年部に一歩足を踏み入れると、選択に迫られる。やるのか、やらないのか、その選択を乗り越えると次の選択が待っている。終りのない選択の連続。時間がなくて行き詰まることもあるが、仲間と助け合い何とかなってしまうのが青年部の凄いところ。偶然出会ったメンバーと交わり、語らい、笑い、時は過ぎていく。ふと振り返ると自分だけが歩いて来た足跡があることに気づく。そこに費やした時間は自分だけの大切な思い出。だからゆっくりでいい。疲れたら休んでまた自分のペースで歩けばいい。何が得られるかは自分次第。楽しもう!青年部。」長年に渡り経験されてきた青年部活動の在り方というのを、熱いお言葉と共に教えて頂きました。
取材担当 令和3年度広報委員会