三河商人道

岡崎YEG

令和3年度

岡崎商工会議所青年部

卒業生インタビュー

三栄鶏卵株式会社

代表取締役社長

市川 尚宏

【会社・仕事への思い】

 明治24年に⽶穀商として創業し今年で130年を迎える三栄鶏卵㈱は、⽶穀商と飼料販売を⾏う市川飼料店が始まりでした。『バランスを考えた飼料で育ったニワトリの卵を⾷べて貰いたい』との思いから鶏卵販売事業を開始し、三代⽬の名をとり三栄鶏卵㈱として法⼈化、平成16年に34歳で4代⽬社⻑として事業を継承しました。社⻑になり『新しい事業をたとえ失敗したとしても、⾏動せずに後から後悔したくない』との思いで、まずは⼯場を全⾯改装し衛⽣管理体制を強化し、地産地消の『岡崎たまご』や『サムライロックたまご』の販売を⾏いました。 平成20年には直営⽣産農場の渥美農場の運営を開始し、⽣産から販売まで⼀貫した体制を整え、昭和45年に販売を開始した『満⽉』は好評を得ていましたが、その後、飼料供給難で販売が中⽌となっていました。平成20年に『まんげつ濃厚卵』として復刻に成功しました。また海外への販路も積極的にすすめ、現在はシンガポールと台湾への輸出販売も⾏っています。おいしいタマゴを追求し『みなさまから選ばれる会社』『あたりまえのことをあたりまえに』の創業の精神を⼤切にし、これからも取り組んでいきたいと思います。

三河商人道PART PART232
青年部に入会されたきっかけ

 他団体で仲良くして頂いている、歴代会⻑の⽩濱智久先輩に、『もっと地元のつながりがほしいので岡崎商⼯会議所⻘年部を紹介して欲しい』と⾃らお願いをし、平成24年5⽉に⼊会をしました。また、初年度に配属されたのが総務委員会で、当時の委員⻑が阿知和会⻑だったことはよく覚えています。

思い出に残る青年部活動

 平成29年度の卒業式の司会を太⽥章代さんとした時、時間配分が上⼿くいかず⼤幅に延⻑してしまったが、委員会メンバーの協⼒のおかげで、無事に司会という⼤役を全う出来たことが1番印象に残っている思い出です。また、他団体とソフトボールの試合をよくしたことが、楽しかった思い出です。

趣味・休日の過ごし方等

 趣味はゴルフと⾃宅の庭の⼿⼊れです。休⽇の過ごし⽅は、基本的に家でゆっくり過ごすことが好きです。休⽇は仕事のことは考えず、オンとオフをしっかり区別することにし、⼦供との時間を⼤切にしています。

青年部とは…

「つながりをくれる場」

青年部とは…

「つながりをくれる場」

 ⼊会していなければ、地元にいながら知り合うことも無かった⼈達と出逢えたことは、とても良かったと思うし有り難い事だと思います。 また、同じ時期に⼊会したレイヤーワークスの⾼橋君とは、1番の【 ⼼友 】になりました。

取材担当 令和3年度広報委員会