令和3年度
岡崎商工会議所青年部
卒業生インタビュー
株式会社福井ポンプ技研
代表取締役
福井 誠君
もともと私は電気⼯事を主業とする会社のサラリーマンでした。家庭の事情もあり、⽗と⼆⼈で歩んできた社業もたくさんのお客様に⽀えられ、社員も増え30年を超える事業になりました。「ポンプ屋」の仕事は同業者も少なく、あまり知られていませんが、ライフラインを守る仕事です。ポンプが動かなくなると⽔の供給が⽌まり、炊事ができない、シャワーを浴びられないなど⽇常⽣活に様々な影響を及ぼします。先⽇、お客様から⼼温まるお礼状をいただき、改めて私たちの仕事の⼤切さを再認識しました。これからもライフラインを守るという使命感を持ち、社業に励みます。
私は幼少期を安城市で過ごしていたため、安城市内に同級⽣が多く、その流れで安城JCや安城YEGに所属していました。JC やYEG の活動において地元の安城市を活性化させる取り組みに参加してきまし。30 年ほど前に岡崎市に引っ越してきたのですが、これを転機に第⼆の地元、岡崎市にもっと根ざした社会貢献活動を⾏いたいと考え、岡崎YEGに転籍することとなりました。
⻘年部の魅⼒は、やはり⻘年部活動を通じ多くの⽅と関わりを持てることだと感じています。特に印象的な⽅は、すでにご卒業されましたが有限会社飯⽥看板店の飯⽥朗先輩とアウトバウンドの杉浦尚先輩です。飯⽥先輩は、何しろ声が⼤きい。⼀緒にいるだけで元気がもらえる個性的な先輩でした。杉浦先輩は⼈脈の広さに圧巻でした。私が岡崎YEG に転籍する際にも⼤変お世話になりました。
歴史が⼤好きで休⽇は歴史探訪の旅に出かけたりしています。最近では、「応仁の乱」の著者であり⼤ヒット歴史作家の呉座勇⼀先⽣と⼀緒に旅をしてきました。興味を持ったことに対してはとことん調べてみたくなり、特にその時代を駆け抜けた歴史⼈の⽣き様を探求することは⾯⽩いです。趣味が⾼じて“リバ!”に岡崎の歴史に関する記事を寄稿しています。ぜひ、ご⼀読ください。
物事に対し熱くなる、集中して取り組むことは重要です。でも、やりすぎてしまうことは逆効果になることも。熱意やモチベーションには限界があり、燃え尽きてしまい活動できなくなってしまっては元も⼦もないです。⻘年部活動も卒業まで永い道のりがあります。時には⼒を抜いてメンバーと楽しく活動することが⼤切ですよ!
取材担当 令和3年度広報委員会